「パクリ」「模倣」に続き「やらせ」も浮上、国営テレビ番組でトラブル続出―中国

Record China    2014年5月16日(金) 13時7分

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13日、中国国営テレビのドキュメンタリー番組「舌尖上的中国2」で、やらせのシーンが含まれていたことが発覚。同番組では盗用や模倣などのトラブルが相次いでいる。

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2014年5月13日、中国国営テレビのドキュメンタリー番組「舌尖上的中国2」で、やらせのシーンが含まれていたことが発覚。同番組では盗用や模倣などのトラブルが相次いでいる。京華時報が伝えた。

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中国中央テレビ(CCTV)の「舌尖上的中国2」は、中華料理や食材のルーツ・文化を追うドキュメンタリー番組。シーズン1が2012年に放送されて人気を集め、先月18日からシーズン2の放送がスタートしている。

同番組の第1回放送で、木の上から蜂蜜を採取するシーンが含まれていたが、植物学者の顧有容(グー・ヨウロン)氏が「前半と後半で木が違う」とやらせを指摘。同番組の監督がコメントを発表し、本来は高さ40メートルの木から蜂蜜を採取するところ、「安全性を考えて別の木にした」と低い木でロケを行ったことを明らかにしている。

「舌尖上的中国2」では、こういったトラブルが相次ぎ、視聴者をあきれさせている。同じ第1回放送分では、一部のシーンが英BBC局のドキュメンタリー番組「ヒューマン・プラネット」にそっくりだと指摘され、模倣疑惑が浮上。第3回でも英BBC局の自然ドキュメンタリー「ライフ」から画面の「盗用」が指摘された。番組総監督の陳暁卿(チェン・シャオチン)氏の中国版ツイッターでは、コメント欄が急きょ閉鎖されている。(翻訳・編集/Mathilda

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