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25日に行われた東京オリンピックの卓球女子シングルス2回戦で、アジア系の風貌をした「おばちゃん」がにこにこしながら入場してきました。
25日に行われた東京オリンピックの卓球女子シングルス2回戦で、アジア系の風貌をした「おばちゃん」がにこにこしながら入場してきました。続いて登場したのは「少女」で、一見すると、コーチが選手を連れて入場したのかと思われましたが違いました。「おばちゃん」は上海出身でルクセンブルク代表のニー・シャーリエン(倪夏蓮、58)。「少女」は韓国代表のシン・ユビン(申裕斌、17)。41歳差もある2選手が対戦することとなりました。
試合が始まると、「上海のおばちゃん」の顔からはすぐに笑みが消え、真剣な表情に変わりました。第1ゲームはわずか3分8秒で勝ちましたが、その後、シン・ユビンが追いつき、3-3で最終ゲームへ。ニー・シャーリエンは体力が限界に達し、7分後に5-11で敗れました。
平凡そうに見える「おばちゃん」は卓球界のレジェンドです。38年前、今回と同じ東京で、ニー・シャーリエンは無敵の女王でした。1983年に東京で開催された第37回世界卓球選手権で、当時20歳だったニー・シャーリエンは、中国代表として団体で金メダルを獲得し、混合ダブルスでも郭躍華とのペアで優勝しました。破った相手には、今回の五輪で日本女子代表監督を務める馬場美香(旧姓星野)さんもいました。
ニー・シャーリエンは1980年代末に上海を離れてドイツに渡りました。次の五輪にも参加するのかと聞かれると、笑顔で「Never Say Never!」と答えました。今日まで支えてきた原動力については、真剣な表情で「ルクセンブルクで、ニー・シャーリエンは中国を代表しているから」。(提供/CRI)
華流
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