東京五輪の卓球混合ダブルスで日本が中国に勝利し、金メダルを獲得をしたことが中国に大きな衝撃をもたらしたが、「この試合結果は国際結婚した日中カップルの関係にも影響を与えた」とする記事が27日、中国のネット上に掲載された。

記事は、水谷隼・伊藤美誠ペアが決勝で中国の許昕（シュー・シン）・劉詩雯（リウ・シーウェン）ペアを破ったことを受け、中国のSNS上では即座に「終わった。負けた」「テレビ消す」などの反応が見られたことを紹介。さらに日本メディアが今後数日間、このニュースを取り上げ続けることが予測できるとした上で、「危機」にさらされた夫婦のエピソードを伝えた。

それによると、「点が入るたびに夫が叫び声を上げ、そのたびに妻が夫を蹴る」という光景や、負けを受け入れるよう促す相手に空気を読むよう反論する光景などが繰り広げられたようだ。この他、「夫に来月の昼ごはん代を渡さない」と宣言する妻や、「もう黙ってる。さもないとののしられるから」と妻の顔色を読んで自発的に皿洗いを始めた夫もいたといい、記事は「プロポーズした当初、中国の女性と結婚することと卓球の試合との間にまさか関連性が存在するなんて男性側は思いもしなかっただろうが、今は分かっている。日本チームが中国チームに勝っても問題ないが、卓球だけは駄目なのだ」ともコメントしている。（翻訳・編集/野谷）