【CRI時評】中米関係のために「ガードレール」設置?米国はまず中国が提示した「リスト」に従って行動を

CRI online    2021年7月27日(火) 12時0分

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中国外交部の謝鋒副部長は26日、天津で米国のシャーマン国務副長官と会談した。

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中国外交部の謝鋒副部長は26日、天津米国のシャーマン国務副長官と会談した。中国側は会談で、中米関係に対する原則的立場を厳正に明らかにし、米国側に四つの「停止」を求め、さらに二つの「リスト」を提示し、極めて誤った対中認識と極めて危険な対中政策を変えるよう促した。

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中国側の私心をはさまず誠意を示す態度表明は、中米関係の不利な局面を逆転させることへの関心と主張を鮮明に示すものであり、中米関係が現下の苦境に陥った全ての責任が米国側にあることを外部に一層認識させるものでもある。

中国側は会談で、米国側に対し、中国への内政干渉、中国の利益を損なう行為、レッドライン(越えてはならない一線)を踏む行為や火遊び・挑発、価値観の看板を掲げた集団での対抗を直ちに停止するよう求めた。

中国側はまた、米国側に対し、現下の中米関係が苦境に陥る根本的原因である「極めて誤った」対中認識を変えるよう促した。米国の一部の人々は、中国を「仮想敵」と見なすことで、中国の発展を止められ、米国が直面している内外の難題を簡単に解決できると考えているようだが、完全に見込み違いだ。

米国側は会談に先立ち、シャーマン副長官の訪中によって、中米関係のために「ガードレール」を設けて関係悪化が続くのを阻止できるよう望むと述べていた。事実、中国側が明らかにした原則的主張と提示した二つの「リスト」こそが、米国側が必要とする「処方箋」であり、中米関係の真の「ガードレール」でもある。

鈴は縛った者だけが解ける。米国側が、中米関係に「ガードレール」を設けることを本当に望んでいるのであれば、中国側が出した二つの「リスト」に反応し、誤った政策を直ちに改めて、両国関係の改善のために障害を取り除かなければならない。

中米が協力すれば共に利益を得られ、争えば共に傷つくことは、歴史の経験が証明している。米国側が言行不一致を続け、「実力と地位から出発」という幻想を抱いても、うまくいくことはないだろう。対等な目線で世界を見る中国と付き合うには、米国側は、傾聴と尊重を身に付け、向き合って進み続けなければならない。(CRI論説員)

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