青海チベット高原をゆく③-世界最高所を走る青蔵鉄道

CRI online    2021年7月24日(土) 22時10分

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青蔵鉄道は青海省の西寧駅からチベット自治区のラサ駅をつなぐ路線で、全長1956キロメートル、今のところ世界最高海抜、最長距離の高原鉄道です。写真は列車が崑崙山トンネルを通る際の様子。

青蔵鉄道(青海チベット鉄道)は青海省の西寧駅からチベット自治区のラサ駅をつなぐ路線で、全長1956キロメートル、今のところ世界最高海抜、最長距離の高原鉄道です。

崑崙山脈東部の最高峰・玉珠峰は標高6178メートル、山頂付近の雪は1年中溶けることがありません。青蔵鉄道では、この凍土区間が550キロメートルにわたって続いています。崑崙山トンネルは全長1686メートル、凍土に掘られたものとしては世界で最も長いトンネルです。

ゴルムド駅の康涛駅長

記者は青蔵鉄道Z6811次列車に乗り、青海省に位置する途中駅のゴルムド駅で康涛駅長に鉄道建設についてのご苦労を伺いました。

ゴルムド駅

康駅長は「気温と気圧の低さ、薄い酸素、傾斜地、大きな温度差、風塵被害、多発する雷などの悪条件が、鉄道敷設を非常に困難なものにしている。さらに、マイナス20℃の劣悪な気候条件の下で、鉄道敷設作業隊がさまざまな困難を克服し奮闘した結果、青海チベット鉄道はついに崑崙山トンネルを越えることができた」と紹介してくれました。

青蔵鉄道Z6811次列車

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