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チベット自治区北部のナクチュ市アムド(安多)県パナ (帕那)鎮で、移住してきた農牧民が暮らす「卓格住民団地」を訪ねました。写真は「卓格住民団地」。
チベット自治区北部のナクチュ市アムド(安多)県パナ (帕那)鎮で、移住してきた農牧民が暮らす「卓格住民団地」を訪ねました。ここはタンラ山脈の南北両側に位置し、平均標高は4800メートル以上、気候は独特で変化が多く、年平均気温は0℃以下、最低気温は-43.1℃、酸素含有量は海面の50%に相当し、水の沸点は72-84度で、7級以上の強風日数は年平均158日、年平均降雪日は90日以上で、全国最多となるところです。
2017年以降、「卓格団地」には210世帯861人が300キロ離れた泥炭地であるトーマタ(多瑪)鎮の牧地から移住してきました。現在では、水、電気、道路、通信、暖房などのインフラ、学校、衛生サービスステーションなどの公共サービス施設をあわせ持ち、住宅団地としての環境を完備しています。
2017年12月、牧畜地区の30平方メートルの泥でできた家から、120平方メートル、3LDKの卓格団地に家族6人と引っ越したバゴさんは「移住前は田畑で農作業をやっていたが、年間の収入は3000元しかなかった。今は団地で働けて補助金も出るので、年収は5万元に達した。この生活に感謝している」と話しました。
団地でバター茶の店を経営しているビトウさんは「移住する前の牧畜地は電気も水もなくて、冬は寒くて大変だった。今の家はしっかりしていて、本当に暮らしやすく幸せだ」と述べました。また、ビトウさんの23歳になる娘のビラーギさんは「大学は蘇州市の江蘇大学へ行ったが、やはり故郷のために貢献したいと思って去年、故郷に帰って仕事をしている。私たち帰郷大学生はナクチュ市政府から就職補助金も出るし、地元就職のサポートもしてくれた。本当に仕事しやすく、暮らしやすい」と語りました。
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