韓国TV局が五輪開会式で「やらかした」不適切な紹介―中国でも報道、「セウォル号」に言及するコメントも

Record China    2021年7月24日(土) 21時0分

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韓国テレビ局のMBCの「五輪放送」に批判が集まった。23日に開催された開会式の中継で、各国選手団に重ねて紹介した「国の紹介」が不適切とされた。中国でも複数のメディアが同件を扱った。

韓国テレビ局のMBCの「五輪放送」に批判が集まった。23日に開催された開会式の中継で、各国選手団に重ねて紹介した「国の紹介」の一部が不適切とされた。中国でも新浪網や参考消息など、複数のメディアが同件を扱った。

MBCは、ウクライナを紹介する際に、旧ソ連時代の1986年に大事故を起こしたチェルノブイリ原子力発電所の写真を用いた。さらにエルサルバドルの紹介では、暗号資産(仮想通貨)であるビットコインを用いた。

MBCはさらに、マーシャル諸島については「かつての米国の核実験場」、シリアについては「10年間内戦が続いている」、ハイチについては「大統領暗殺のため先が見通せない状態に陥った」などと紹介した。

新浪網によると、同件についてネットでは「放送事故なのでは?」、「あんたら、頭がおかしくなったのか?」、「このようにデリケートな写真を使うとは、外交上の尊敬の念が欠落?」、「他の国が韓国を紹介する際に、セウォル号沈没という災難の写真を使うようなもの」といった批判の声が集まったという。

新浪網によると、MBCは、「一部の紹介で不適切な画像や言葉を使用しました。ウクライナをはじめとする国と視聴者の皆さんにおわびいたします」との声明を発表した。(翻訳・編集/如月隼人

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