「世界最大のメディア」中国中央広播電視総台の「戦隊」が東京に集結、五輪開幕を待つ

Record China    2021年7月20日(火) 11時50分

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23日に開幕する東京オリンピック。「世界最大のメディア」である中国の中央広播電視総台(総台)は約800人のスタッフを東京に派遣。東京五輪のハイライトを中国国内に向けて伝える。

23日に開幕する東京オリンピック。世界が注目するこの盛大なスポーツイベントに、「世界最大のメディア」である中国の中央広播電視総台(総台)は約800人のスタッフを東京に派遣。360人の報道チーム、316人の技術チーム、120人のパラリンピック関係スタッフが、東京五輪のハイライトを中国国内に向けて伝える。

報道チームは到着後、休む間もなく業務を開始した。総台の前線基地となるスタジオが間もなく公開される。生放送を終日行うメインスタジオは、敷地面積177平方メートルと歴代大会の中で最大。面積が約2倍に拡大されたインタビューエリアで、アスリートや時の人が視聴者と「対面」する。

メインスタジオのほか、「体育新聞(スポーツニュース)」「全景奥運会(パノラマ五輪)」両番組の生放送を担当するニューススタジオ、「東京奥運日記(東京五輪日記)」で使用されるL字型のテーブルが特徴的なニューメディアスタジオと、スタイルの異なる三つのスタジオが用意された。

4K・8K超高精細放送システムを搭載し、新中国創立70周年の記念式典の放送任務を終えた大型超高精細中継放送車が、海を越えて日本に到着した。総台は今回、リオ五輪当時の2倍の規模となる1200箱の設備・機材を持ち込んでいる。

総台は、オリンピック放送機構(OBS)から委託を受け、東京五輪の体操、バドミントン、卓球、スポーツクライミング、砲丸投げ、東京パラリンピックの陸上とゴールボールの国際映像を制作する。

総台傘下のテレビチャンネル(CCTV1、CCTV2、CCTV5、CCTV5+、CCTV4Kなど)、ラジオチャンネル(中国之声など)、ニューメディアプラットフォーム(央視頻、央視新聞、央視体育など)が全面的・立体的な中継放送を行い、オリンピック精神に焦点を当てる。(編集部)

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