中国人少女が縄跳び世界記録を樹立―30秒間に218回、1秒あたり7.3回

Record China    2021年7月18日(日) 15時20分

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山東省青島市で開催された第14回中国学生運動会で、高校2年生17歳少女の馮熙恵さんが、縄跳びの種目で「30秒間に218回」の世界記録を樹立した(写真)。1秒あたり7.3回の計算になる。

中国中央電視台(中国中央テレビ、CCTV)などによると、7月10日から17日まで山東省青島市で開催された第14回中国学生運動会で、地元山東省の代表として出場した高校2年生17歳少女の馮熙恵さんが、縄跳びの種目で「30秒間に218回」の世界記録を樹立した。1秒あたり7.3回の計算になる。

とは言っても、日本人が普通に想像するであろう、自分の体の上下に縄を大きく回転させて、縄が足元に来た時に跳び越すといった縄跳びでない。前傾姿勢になって自分のひざあたりの高さで両手で縄を握り、縄を細かく前後させて足をステップさせて飛び越えるやり方だ。「日本式縄跳び」より回数を稼ぎやすいだろうが、それにしても馮さんの動きは目まぐるしく、肉眼で追うのが困難なほどだ。

中国のネットユーザーからは、「うわあ、小型モーターみたいだ。すごすぎ。いいね」「動画が倍速再生されているのかと思ったよ」「本当にスゴイぞ。縄が全然見えないじゃないか」などのコメントが寄せられた。

馮さんは14回中国学生運動会の縄跳び競技で3種目に出場し、個人種目では金メダル1個、銀メダル2個を獲得し、団体種目では6位になった。

馮さんは小さなころから体を動かすことが好きだった。縄跳びとは小学校4年の時に偶然に出会った。その時に馮さんを見出したコーチが、今も馮さんを指導している。いつもは放課後に1時間、集中トレーニングの際には1日に8時間も練習するという。

中国学生運動会に臨んだ際のコンディションは万全とは言えなかった。試合前日には突然に不快感を覚え、試合当日の朝食の時には、腰が痛くてまっすぐに伸ばせなくなった。うろたえもし、慌てもしたが、試合が始まったとたんに気が高まって興奮し、とたんに自分の体の状態がいつも通りになったと感じた。全身の血流も復活したという。

馮さんは縄跳びを続けている動機について「縄跳びが好きなんです。やりたいんです」と説明した。(翻訳・編集/如月隼人

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