【ぶらり北京】今が見ごろ!円明園と北海公園・蓮まつり編

人民網日本語版    2021年7月20日(火) 23時50分

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北京の街を人民網日本人編集者のA姐とG姐がぶらりと歩いて紹介する、その名も「ぶらり北京」。今回は今が見ごろの蓮の花を愛でに、円明園と北海公園の蓮まつりへと出かけてきました。

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北京の街を人民網日本人編集者のA姐とG姐がぶらりと歩いて紹介する、その名も「ぶらり北京」。今回は今が見ごろの蓮の花を愛でに、円明園と北海公園の蓮まつりへと出かけてきました。蓮鑑賞エリア、船からの鑑賞、特製アイスなどについて、独自の目線でチェック!さてさて、張り切って朝も早くから出かけた2人を待っていた運命とは?

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【円明園】蓮ってこんなに品種があったの?一番の見どころは蓮栽培基地

蓮まつり鑑賞1日目は円明園。円明園は北京市北西部にある清朝の離宮・庭園。円明園は実は円明園・長春園・綺春園の3つの庭園からなり、円明園はその総称だ。350ヘクタール余りある広大な面積に湖や池を多く配し、江南地方の風景を模している。長春園北側には後にカスティリオーネなどが設計した西洋宮殿も建てられた。1856年にアロー号戦争で英仏連合軍によって破壊。この時に廃墟となった西洋建築跡はそのまま保存され、当時の歴史を今に伝えている。また、略奪されて海外に散逸していた十二生肖獣首銅像のうち、馬首銅像が2019年に円明園へ返還されたことも大きな話題になった。現在までに7体が中国に返還されている。

この円明園が、ここのところかなり力を入れて蓮を「推し」ている。もともと蓮の名所として知られていたが、2017年、長春園の南東にある如園というエリアで、発掘調査の際に100年前の古い蓮の種11粒が出土。「いにしえの蓮」復活プロジェクトが発動し、6粒の発芽に成功、2019年には見事に花を咲かせて大いに話題になった。

円明園の蓮の栽培面積は約66.6ヘクタール。園内で200品種以上の蓮が栽培されている。円明園で蓮の花を鑑賞するなら、「多稼如雲」というエリアがオススメだ。蓮の科学研究拠点であり、ジーンバンクとしても機能している。ここでは、まるで牡丹のように花びらが重なった豪華なものや、花びらに縁取りがあるものなど、さまざまな品種の蓮が栽培されている。しかも親切なことに品種名付きなので、にわか蓮博士になった気分になれる。

そして「蓮推し」のシンボルとも言えるのが、円明園が2019年夏に発売した蓮の花アイス。景勝地アイスブームの火付け役的存在となった。価格は1本15元(約250円)で、蓮の花、ストロベリー、ローズ、ラムレーズン、ピスタチオなど、フレーバーも豊富。その後さらに十二生肖獣首銅像のアイスも登場し、特に馬首銅像アイスが人気を集めているようだ。

この日は開園時間から1時間たった8時に行ってみたのだが、すでに結構な人出。さらに、頼りにしていた遊覧船とシャトルバスの営業がまだ始まっておらず、蒸し暑い中、大汗を流しながら2人乗りレンタル自転車をエッチラオッチラとこぐ羽目になってしまった。蓮の花は確かにきれいだったが、この2人乗り自転車激走が後を引き、遊覧船での蓮の花鑑賞もそこそこに、お昼を待たず撤収となった。

【北海公園】極楽浄土ってこんなところ?手漕ぎ船から蓮鑑賞で夢見心地

蓮まつり鑑賞の2日目は、北海公園へ。故宮の北西に位置する北京きっての観光名所の1つだ。誕生したのは遼代だというから、ざっと約1000年前。その後も歴代王朝の皇室庭園であり続けた。元代の大都はこの北海公園を中心にして造営されており、「先有北海、後有北京」と言われる。公園の総面積は約70ヘクタールで、その半分以上が池となっている。南門から入ってすぐのところにある白塔は北海公園のシンボル的存在。蓮の花を鑑賞できるのはこの白塔の南側にある蓮池だ。

北海公園は市の中心部にあるので、気軽に行ける蓮鑑賞スポットとして人気を集めている。カメラファンの撮影スポットとしても大人気で、特に蓮の花が見ごろを迎えたこの時期は多くのアマチュアカメラマンでにぎわっていた。特に目立ったのが高齢女性。望遠レンズ付き一眼レフカメラは標準装備。なかには椅子も付いている撮影キット・キャリーカートまで引いてやって来る気合十分の女性もいた。狙うのはまさに「花鳥」。蓮の花や葉にとまるスズメのベストショットを捉えようと、熱心にカメラを構えていた。

北海公園で蓮の花鑑賞をするなら、白眉はなんといっても屋形船!手漕ぎの船でゆっくりと蓮の花を楽しめる。大輪の蓮の花を眼前に眺めながらゆったりと進んでいくと、「極楽浄土ってこんなところかも?」とうっとりした心持ちに。ただ今回は、船頭さんとほかの乗客とのやりとりがあまりに愉快で、なんだかズッコケ道中になってしまったのはご愛敬だ。

もちろん北海公園でも蓮の花アイスを出している。大輪の蓮の花をかたどったスタンダートなタイプから、白塔や橋と蓮池を再現したなかなか手の込んだタイプまで、バリエーション豊富。値段はどれも20元(約340円)。一番のおススメはプレーンな蓮の花の形をしたもので、イチゴ味、抹茶味ともに美味しかった。レンコン味は微妙、バニラ味は手が込んでいるが白塔が桃色塔になっていたのが不思議。いずれにしても、蓮の花を目で見て楽しむだけでなく、アイスを食べて舌でも味わうというのがここ数年の蓮まつりのトレンドになっているようだ。

郊外の広大な敷地のあちらこちらに蓮池が分布し、栽培基地では数多くの品種が愛でられる円明園。市の中心部にあり、コンパクトサイズの蓮池で気軽に蓮が鑑賞できる北海公園。A姐とG姐によるチェックの結果はいかに?ぜひ動画で確かめてみてください!(提供/人民網日本語版・文/勝又あや子)

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