【CRI時評】中国製ワクチンが「COVAXファシリティ」に、全世界の防疫力強化

CRI online    2021年7月15日(木) 11時10分

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発展途上国へのワクチン普及を進める国際組織「Gaviワクチンアライアンス」はこのほど、中国の製薬大手2社とそれぞれ新型コロナウイルスワクチンの購入契約を結んだと発表した。

発展途上国へのワクチン普及を進める国際組織「Gaviワクチンアライアンス」はこのほど、中国の製薬大手、中国医薬集団(シノファーム)、科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)の2社とそれぞれ新型コロナウイルスワクチンの購入契約を結んだと発表した。両社のワクチンは、Gaviなどが主導する「COVAXファシリティ」に組み込まれ、7月からCOVAXへの供給が始まり、発展途上国での新型コロナ対策に用いられる。

シノファームとシノバック・バイオテックのワクチンが2カ月前に世界保健機関(WHO)の緊急使用リストに組み込まれたのに続き、中国製ワクチンは再び、国際機関の権威のもとで認められたことになる。中国は、ワクチンを世界の公共財にするという約束を再び実際の行動で果たした。ワクチンの公平な分配が促され、全世界の防疫力が強まることになるだろう。

シノファームとシノバック・バイオテックのワクチンの安全性・有効性はこれまで幾度も検証を経てきた。100以上の国が中国製ワクチンの使用を承認し、30人以上の外国の指導者が先頭に立って中国製ワクチンを接種したことは、その実力を説明するのに十分だ。

ワクチンの研究開発水準で世界の先頭集団に属する中国は、ワクチンの公共財である「第一属性」を終始堅持し、世界の100以上の国と国際機関にワクチンと原液を計5億回分以上提供し、世界に最も多くのワクチンを提供した国となっている。

Gaviと中国企業との今回のワクチン購入契約は、世界、特に発展途上国でワクチン接種率の拡大が急務となっている中で結ばれた。COVAX参加国はすぐにワクチンを入手できるようになる。COVAXは来年前半までに中国製ワクチン計約5億5000万回分を調達する。中国にはほかにもCOVAXへの参与意欲を表明している企業が複数ある。さらに多くの中国製ワクチンが世界の感染症との戦いに積極的に貢献することになるだろう。(CRI論説員)

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