ソウル市が「セウォル号記憶空間」を撤去へ、遺族は「セウォル号を消し去るのか」と反発

Record China    2021年7月13日(火) 9時20分

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9日、韓国・ニュース1は、2019年4月から2年以上にわたりソウル光化門広場に設置されていた「セウォル号記憶空間」が、今月末に撤去されると伝えた。写真はセウォル号記憶空間。

2021年7月9日、韓国・ニュース1は、19年4月から2年以上にわたりソウル光化門広場に設置されていた「セウォル号記憶空間」が、今月末に撤去されると伝えた。

記事によると、ソウル市などは5日、今月21日から25日にかけて記憶空間内部から写真や物品などを撤収し、26日に記憶空間を撤去するよう遺族らに通知した。遺族らは「セウォル号を消し去るのか」と強く反発しているが、ソウル市側は「当初から一時的に運営することにした施設」と説明しているという。

遺族の反対があるものの、撤去計画は2年前にすでに決定された事案であり、撤去を望む市民も多かった。また一部では、ソウル市が記憶空間の設置・運営費を予算として投入したことに対する批判もあったという。

ソウル市の関係者は「撤去の決定は呉世勲(オ・セフン)現市長とは全く無関係な事案であり、朴元淳(パク・ウォンスン)前市長時代に行われたこと。政治的に解釈する必要はない」とし、「セウォル号事故を記憶する植樹や標示石の設置を提案したが、遺族側に断られた」と話しているという。

これを受け、韓国のネット上では「早く撤去して、関連地域に移転すべき」「記憶しなければならないのはセウォル号だけじゃない」「記憶は頭に残すものであって、施設を残すものではない」「独立運動家や朝鮮戦争の戦士ならともかく、記憶すべきことなのか?」など撤去に賛成する声が大多数を占めている。

一方、一部では「意味のない撤去。撤去費用もかかるし、そのままにしておくべき」と反対の声や、「オ・セフン現市長はパク・ウォンスン前市長がしたことは良し悪し関係なくなくしたいのかな?」「利用価値がなくなったから記憶も消そうとしてるんだね(涙)」などの声も上がっている。(翻訳・編集/松村)

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