銀行に1700万円預けていたら知らぬ間に17円に―中国

Record China    2021年7月9日(金) 6時0分

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6日、頭条新聞は、山東省で銀行に預金していた100万元(約1700万円)が突然1元になったとして女性が銀行を相手に起こした訴訟で、裁判所が銀行に全額支払いを求める判決を言い渡したと報じた。

2021年7月6日、頭条新聞は、山東省で銀行に預金していた100万元(約1700万円)が突然1元(約17円)になったとして女性が銀行を相手に起こした訴訟で、裁判所が銀行に全額支払いを求める判決を言い渡したと報じた。

記事によれば、山東省棗荘市に住む原告の女性は2009年7月に恒泰農村合作銀行に50万元(約850万円)を預け入れ、9月にさらに50万元を預金した。14年に同銀行は棗荘農商銀行へと組織変更したが、その後女性が預金を下ろそうとしたところ残高がわずか1元になっているのを発見して警察に通報、警察は記録を調べた上で女性に告訴を勧めた。

審理では銀行側が「女性との間に貯蓄に関する契約関係はない」主張したものの、裁判所はこの主張を却下するとともに、同市公安局による調査でも女性が預金証書の偽造を行ったことを示す証拠が見つからなかったため、女性が確かに銀行に100万元を預金したと認定。今月1日、裁判所は銀行側が預金額の100万元とともに、相応の利息を女性に支払うよう命じる判決を下した。

この件について、中国のネットユーザーは「09年の100万元は、かなりの価値だぞ」「銀行が市民の財産を勝手に飲み込もうとしていた」「しかしなぜ7年も経ってから動きがあったのか」「消えたお金は一体どこに行ったのだろうか」といった感想を残している。

新浪財経に2日掲載された記事によれば、消えた99万9999元については女性以外の人物が何らかの手段により引き出していたことが、警察当局の調べで明らかになっていたという。裁判所が銀行側に全額支払いを命じた理由は「預金契約を結んだ金融機関として、顧客の預金の安全を保証する義務を全うせず、顧客に損失を生じさせたことによる法的責任を負うため」とのことである。

この点について説明をしていなかった頭条新聞の記事に対し、ネットユーザーからは「銀行がネコババしたような頭条新聞の伝え方には問題がある」との批判も寄せられた。(翻訳・編集/川尻

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