先進国に昇格した韓国の「有喜有憂」―中国紙

Record China    2021年7月7日(水) 17時20分

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中国紙・環球時報(電子版)は6日、「先進国に昇格した韓国の有喜有憂(喜びと憂いの両方がある)」とする記事を掲載した。写真はソウル市内。

国連貿易開発会議(UNCTAD)はスイスのジュネーブ本部で現地時間2日開かれた第68回貿易開発理事会で韓国の地位を変更する案を議決し、韓国を先進国と認定した。

これに関連し、中国紙・環球時報(電子版)は6日、「先進国に昇格した韓国の有喜有憂(喜びと憂いの両方がある)」とする記事を掲載した。

記事によると、韓国紙・ソウル新聞は5日、「先進国になった韓国の責任」とする社説を掲載。「韓国は短い期間に産業化と民主化の両方を達成したほぼ唯一の国だ。スマートフォンや自動車などの産業はもちろん、K-POPや映画など文化的にも大国である」とした。

一方で、「急騰する住宅価格や青年の就職難、社会の不平等など、現時点で国民が先進国であることを体感するのは難しい。韓国国民の幸福指数は、経済協力開発機構(OECD)37カ国中35位だ。政府と社会は、国の富が国民の実質的な幸せにつながるよう、さらに努力しなければならない。先進国になると責任が増すことにも留意しなければならない。国際社会で経済的、政治的に責任を負うべきことが多くなる。国内的にも、社会各分野の体制を先進国レベルに引き上げ、国民一人一人のマナーと意識も先進国の市民らしくならなければならない」と論じている。(翻訳・編集/柳川)

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