雲南省で北上中のゾウの群れ 南東に向き変える 

人民網日本語版    2021年7月4日(日) 23時30分

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雲南省の対策指揮部の2日の発表によると、7月1日午後5時から2日午後5時にかけて、ゾウの群れは南東に5.91キロ移動し、峨山彝(イ)族自治県塔甸鎮から化念鎮に入った。

雲南省でアジアゾウの群れが北に向かって移動を続け、世間の注目を集めているが、雲南省の対策指揮部の2日の発表によると、7月1日午後5時から2日午後5時にかけて、ゾウの群れは南東に5.91キロ移動し、峨山彝(イ)族自治県塔甸鎮から化念鎮に入った。群れからはぐれたオスのゾウは群れから54キロの位置にある玉渓市紅塔区北城街道近くの林の中で活動を続けている。ゾウ15頭は全て監視範囲で無事移動を続け、死傷者も出ていない。中国新聞網が報じた。

山の標高は高く、霧が濃い状況が続いているため、ドローンによる監視や地上での追跡の難易度は高まり、ゾウの安全を守るためのリスクも高まり続けている。

中国国家林草局指導グループは、昆明市で会議を開き、専門家がゾウの群れの移動状況や管理コントロール対策、生息地の修復、ゾウの基礎研究などについて意見を交換し、今後の対策について提案した。省級指揮部は、モニタリングを強化し、ゾウの移動状況をリアルタイムで把握して、ゾウと人の安全を確保するよう指示しているほか、実地調査や安全対策、住民の非難サポートなどを指導している。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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