台湾の歌手で俳優アーロン（炎亞綸）が、ローカル食材を使った台湾風ピザに挑戦したことをSNSで報告。ネットユーザーからは勇気をたたえる声や感想を求める声が集まり、大きな反響を呼んでいる。

ピザの大手チェーンが先月29日に発売した“台湾シリーズ”最新メニューは、「香菜皮蛋猪血糕ピザ」というもの。「香菜」はパクチー、「皮蛋」はピータン、「猪血糕」はもち米に豚の血を加えて固めた台湾では人気の軽食。仕上げにピーナツの粉などがかかった独創性と破壊力の高いオリジナルピザとなっている。

29日、歌手で俳優のアーロンがこのピザを宅配で頼み、ふたを開ける様子の動画をフェイスブックなどで公開。さらに味について、「チャレンジしがいのある美味」「ミシュラン認定」「猪血糕の歯ごたえもいい」などと気に入った味だったことを報告している。

アーロンの公開した動画は、20時間で再生回数が70万回を超える人気に。芸能人仲間からもコメントが多く寄せられ、「前衛的すぎてひれ伏す」「前を走りすぎてテールランプさえ見えない」といった爆笑コメントに多くの“いいね”が集まった。また、パクチー嫌いを公言している番組司会者の視網膜（陳子見）は、「人と神が憤っている」「世界の終わり」「今後3年は会わない」と絶交を宣言している。

発売した大手チェーンに対しても、「イタリア軍がそのうち台湾に攻めてくる」といったコメントが集まるこのピザだが、同チェーンでは“台湾シリーズ”として過去にも、名産品である宜蘭産の三星ネギと、紅麹を使って揚げた豚肉を乗せたピザや、日本では「台湾風居酒屋」とも紹介される「快炒」の定番メニューを乗せたピザなどを発売。中でも今回の新商品は「歴代最強」と注目されている。（Mathilda）