2014年5月10日、台湾の俳優ピーター・ホー（何潤東）の主演映画「一分間だけ」が、台湾で今月9日に封切りを迎えた。聯合報が伝えた。

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原田マハの人気小説を映画化した「一分間だけ」（中国語タイトル：只要一分鐘）。日本では今月31日から公開される。主演はピーター・ホーと人気女優チャン・チュンニン。病に冒された愛犬の死にゆく姿に直面し、心の葛藤と戦ってゆく姿が描かれている。

アレルギー体質のピーターにとって、犬がいる撮影現場はかなり過酷な状況だった。毎日、薬を飲んで撮影に臨んだという。「一分間だけ」の完成フィルムを観て自分も大泣きしたというピーターだが、「ペットと一緒にいられる時間は限られている。でも、それは人と人の関わりでも同じ。だから歩く速度を緩めて、一緒の時間を大切にするべき」と語っている。

映画で共演したチャン・チュンニンとは、言葉はなくても伝わるほどの仲良しになったというピーター。そのチュンニンはこのほど、実業家男性との交際を明らかにしたばかり。この話題についてピーターは「泣いた」と驚きのコメントも。とは言え、「ショックで泣いたんじゃなく、うれし泣きしただけ」と話しており、仕事一筋のチュンニンを陰で支える人が現れたのは、「とてもいいことだ」と語っている。（翻訳・編集/Mathilda）