文大統領「ろうそくデモに驚嘆した世界が今はK-防疫を絶賛」=韓国ネットには厳しい評価も

Record China    2021年7月1日(木) 12時30分

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30日、韓国・マネートゥデイによると、文在寅大統領が「ろうそくデモに驚嘆した世界が、今はK-防疫を絶賛している」と述べた。写真は文大統領(韓国大統領府Facebookアカウントより)。

2021年6月30日、韓国・マネートゥデイによると、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が「ろうそくデモに驚嘆した世界が、今はK-防疫(韓国式新型コロナウイルス対策)を絶賛している」と述べた。

記事によると、文大統領は同日午後、韓国大統領府で憲法機関長らと昼食懇談会を行った。この席で就任から現在までを振り返り「今年5月の訪米、6月のG7サミット、豪州やスペイン訪問もそうだが、わが国の国際的地位が高まり、その役割も非常に大きくなったことを確認することができた」「就任初年度から多くの多国間首脳会議に参加してきたが、コロナを経験して、韓国の立場と役割がさらに高まったことをはっきりと感じた」と述べたという。

さらに「就任当初、韓国がろうそくデモで暴力的な衝突もなく民主主義を回復させ、政権交代を成し遂げたことに世界各国が非常に驚嘆したが、新型コロナの危機的状況を乗り越え、今は韓国の防疫力や経済力、グローバルサプライチェーンにおける韓国の地位などを高く評価している」と強調。

また「米韓首脳会談でも、防疫協力、半導体、バッテリー、移動通信、ワクチンなどのグローバルサプライチェーンに対する緊密な協力を(米国が)要請した。一方で気候変動への協力要請もあり、米韓同盟は軍事・安保同盟を超えてより包括的かつグローバルな同盟に発展している」とも述べたという。

これを受け、韓国のネット上では「心強い大統領」「コロナ防疫は称賛に値する。完璧とは言えないけど、世界のお手本になった」「さすが政権4年目にして支持率が最も高い大統領」など称賛の声が上がっている。

一方で「自画自賛は独裁者が得意なこと」「デルタ変異株で非常事態のときに言うこと?」「どんだけ厚かましいの」「こうしている間にもコロナ感染者は増えている。真の大統領であれば、医療陣や国民、保健福祉部の功をたたえるべき」「そんなことより、私はいつになったらワクチン接種が受けられるの?」と厳しい声も多く見られた。(翻訳・編集/松村)

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