韓国軍、米豪の軍事演習に初参加へ、「特定の国を狙ったものではない」立場強調もメディアは「中国けん制」―中国メディア

Record China    2021年6月29日(火) 16時20分

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米軍とオーストラリア軍が7月中旬に豪州海域で実施する大規模な合同軍事演習「タリスマン・セイバー」に韓国海軍が初めて参加する。写真は韓国国防部のフェイスブックより。

米軍とオーストラリア軍が7月中旬に豪州海域で実施する大規模な合同軍事演習「タリスマン・セイバー」に韓国海軍が初めて参加する。韓国軍関係者は「特定の国を狙ったものではない」との立場を強調しているが、韓国・聯合ニュースは「中国をけん制」との見出しで伝えていると、中国のニュースサイトの環球網が28日付で報じた。

環球網が、聯合ニュースや仏AFP通信の報道を引用して伝えたところによると、韓国軍は今回、4400トン級の駆逐艦1隻を派遣する。タリスマン・セイバーは2005年から隔年で実施されているもので、今年は日本、英国、カナダ、ニュージーランドも参加する。オーストラリア海軍のデビッド・ジョンストン中将によると、今年は約1万7000人の兵力が演習に参加し、オーストラリアに入国する外国将兵約2000人が隔離される予定だという。

環球網はまた、「米国とオーストラリアにはこそこそした動きが頻繁に見られる」とし、今月には米豪海軍が南シナ海を通過したことを受け、中国外交部の報道官が「われわれが関係国に望むのは、地域の平和と安定に資することを多く行うことであって、武力を見せびらかすことではない」とコメントしたことも伝えている。(翻訳・編集/柳川)

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