台湾のマンゴー産地で12人のクラスターからデルタ株、注文キャンセルも―中国メディア

Record China    2021年6月28日(月) 20時20分

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台湾南部の屏東県でこのほど、インドで発見された新型コロナウイルスの変異株「デルタ株」感染者が確認された。同県の枋山郷はマンゴーの産地として知られている。

台湾南部の屏東県でこのほど、インドで発見された新型コロナウイルスの変異株「デルタ株」感染者が確認された。同県の枋山郷はマンゴーの産地として知られているが、デルタ株感染が確認されたことを受け、台湾では枋山郷産マンゴーの注文キャンセルや購入拒否などの動きも出ていると、中国のニュースサイトの環球網が27日付で報じた。

屏東県では、ペルーからの帰国者を発端としたクラスター(集団感染)が起き、親族ら12人の感染が判明した。環球網によると、台湾の中央感染症指揮センターは26日、12人のうち6人のデルタ株感染を発表したが、台湾メディアの中時新聞網は27日付で12人全員がデルタ株感染と報じているという。

環球網が、台湾の聯合新聞網や自由時報の報道を引用する形で伝えたところによると、枋山郷産の「愛文マンゴー」について、市場や消費者から注文キャンセルや購入拒否など「汚名を着せる」動きがあることを受けて、屏東県政府は27日、人々に理性的な行動をするよう呼び掛けているという。(翻訳・編集/柳川)

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