中国の「三人っ子政策」、若者には響かず―中国メディア

Record China    2021年6月25日(金) 10時0分

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中国メディアの第一財経は23日、先月末に第3子出産を認める方針が示されたことを受けて中国各地で進む意識調査の結果が一部明らかになっていると報じた。資料写真。

中国メディアの第一財経は23日、先月末に第3子出産を認める方針が示されたことを受けて中国各地で進む意識調査の結果が一部明らかになっていると報じた。

記事によると、陝西省西安市では先日、第2子、第3子出産に対する意識を把握するための調査が出産適齢期にある100人を対象に行われた。子どもを3人産むことに肯定的な人は8%で、「1人だけ」は67%、「2人」は23%、「出産を考えていない」は2%。2人以上の出産に肯定的な人の割合は年齢が高くなるほど大きくなることが分かり、20~25歳は10%だったのに対し、35~40歳は15.4%だった。その背景には経済面が比較的安定していることがあるという。

一方、山東省済南市では366世帯を対象に第3子に関する調査が行われ、20~25歳の回答者で3人産みたいという人はいなかったが、25~30歳で6.5%、30~40歳で6.1%となり、40歳以上では7%との結果が出た。

人口専門家で広東省人口発展研究院の董玉整(ドン・ユージョン)院長は「若い人について言うと、恐らくまだ第1子を産んでいないため3人目を産むかどうか答えるには時期が早すぎる。一方、年齢が上がると第2子を出産している可能性もあり、3人目を産むかどうかは現実的な問題だ」と述べ、「年齢が高い人は経済条件が比較的良く、これは第3子出産の重要な基礎」と説明。また、「こうした人は出産により意欲的だが相対的なものにすぎず、全体について言うと出産意欲はやはり低い」とも指摘し、調査の実施には重要な意義があるとした上で人々がより関心を持っているのは出産に関する問題解決に向けた支援策だとの考えを示した。董院長は「急ぎの問題」として、「託児サービス」「家庭の経済的な負担の軽減」「就労とキャリアアップ」「社会教育とガバナンスの強化」の四つを挙げているという。(翻訳・編集/野谷

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