中国新一線都市の人口の推移、11都市が1000万人の大台突破、成都は10年で581万人増―中国メディア

人民網日本語版    2021年6月20日(日) 15時0分

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第7回全国国勢調査の統計に基づき、新一線都市15都市の人口と10年の変化をまとめたところ、15都市のうち11都市の常住人口が1000万人の大台を超えていることが分かった。

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第7回全国国勢調査の統計に基づき、新一線都市15都市の人口と10年の変化をまとめたところ、15都市のうち11都市の常住人口が1000万人の大台を超えていることが分かった。第一財経が伝えた。

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第一財経・新一線都市研究所がこのほど発表した「2021都市の商業の魅力ランキング」によると、成都杭州重慶西安蘇州武漢、南京、天津鄭州長沙、東莞、仏山、寧波、青島瀋陽が2021年の新一線都市となっている。

■新一線都市11都市の人口が1000万人超に、重慶は3000万超

統計によると、15都市のうち、重慶、成都、天津、西安、蘇州、鄭州、武漢、杭州、東莞、青島、長沙の11都市の常住人口が1000万人の大台を超えている。

15都市のうち、人口最多は、直轄市の重慶で3205万4200人だった。中国の全ての都市の中でも、重慶の人口はトップとなっている。重慶のほか、西南エリアのもう一つの大都市である成都の常住人口は2000万人の大台を超え、2093万8000人に達し、新一線都市の中で2位、全ての都市の中で4位につけ、一線都市である広州深センを上回った。

直轄市の天津の常住人口は1386万6100人で、新一線都市の中では3位となっている。

常住人口が1000万人の大台を超えている11都市のほか、仏山、寧波、南京、瀋陽の4都市は1000万人の大台には届かなかったものの、900万人を超え、今後1000万人の人口を抱える都市になる可能性を秘めている。

■増加数最多は成都、増加幅最大は西安

ここ10年の推移を見ると、15都市のうち、13都市の常住人口が100万人以上増えており、そのうちの10都市は200万人以上増えている。

増加数最多は成都で、2010年の第6回全国国勢調査と比べると、常住人口が581万8900人も増えている。この増加数は、中国全土の全ての都市を見ると、一線都市の深センと広州に次ぐ、3番目の多さだ。成都の人口が、四川省の人口に占める割合は2010年の18.8%から25.02%にまで上昇している。

成都に続いてここ10年の増加数が大きかったのは西安で、448万5100人増。新一線都市の中では2位、全国の全ての都市の中では4位の増加数だ。増加ペースを見ると、西安のここ10年の人口増加幅が52.97%で、15都市でトップとなっており、増加幅が50%を超えた唯一の都市となった。

鄭州の常住人口は2010年比で397万人増で、15都市の中では3位、ここ10年の増加幅は46.07%で、15都市の中では2位だった。鄭州が属する河南省は、中国で戸籍人口が最も多い省で1億人を超えている。そして、常住人口も9936万人に達している。

長沙の常住人口はここ10年で42.64%増え、増加幅は15都市の中で3位だった。その人口が湖南省全体に占める割合は10.72%から4.4ポイント上昇して15.12%となった。

その他、ここ10年、杭州、重慶、長沙の3都市の常住人口も300万人以上増え、武漢、仏山、蘇州、東莞は200万人以上増えた。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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