なぜカナダにいる多くの中国人留学生が最終的に帰国を選択するのか―カナダメディア

Record China    2021年6月17日(木) 5時20分

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カナダ紙グローブ・アンド・メール(電子版)は10日、「なぜカナダにいる多くの中国人留学生が帰国するのか」とする記事を掲載した。資料写真。

カナダ紙グローブ・アンド・メール(電子版)は10日、「なぜカナダにいる多くの中国人留学生が帰国するのか」とする記事を掲載した。中国紙・環球時報(電子版)が11日付でその内容を要約して次のように伝えている。

トロント大学のロットマンコマースに通う留学生の大多数が中国の若者だ。卒業時には、誰もが欲しがる卒業証書、言語スキル、そしてそもそも彼ら彼女らをカナダに連れて来たような野心という、あらゆる雇用主にとって重要な属性を備える。しかし多くの人はとどまる意向はない。中国はふるさとであると同時に、現代化を取り入れて北米では得られない快適さを生み出した場所だ。資本と消費者市場はカナダでは追いつけない機会を提供している。

中国の学生はカナダについてよく冗談で「好山好水好無聊(山も水もきれいだが退屈)」と言う。中国は退屈ではなく、空気と水の質はその給与とともに急速に改善している。言い換えれば、中国は中国以外の人々にとって魅力的でなくなったとしても、中国人にとってより愛すべきものになりつつある。ロットマンコマースの2017年度の卒業生の1人であるジョン・シーさんは最近、初めて蘇州を旅行した。蘇州は長い間、中国の「二線都市」とみなされてきたが、「この都市の発展の様子を目にすると、トロントよりもかなり良いと言わざるを得ない」という。

19年にはカナダだけで14万人もの中国人留学生がいた。そうした学生の行き先は、カナダとその政策立案者にとって重要だ。訓練し仕事を与えた学生がそのスキルを中国に持ち帰る。カナダにとってどんなメリットがあるのか。学生が選ぶ目的地は、中国にとっても政治的重要性がある。カナダの大学を卒業すると永住権と市民権への近道になる。従って、学生の行き先は、現代の若者が中国をどのように見ているかを示す有用なバロメーターだ。

ロットマンコマースの17年度の中国人学生に対する調査によると、「経済が最も安定し成長する場所は」との問いに、86%が「中国」を選んだのに対し、「米国」は8%、「カナダ」は3%、「欧州またはその他」は3%だった。

「5~10年後に自分はどこにいると思うか」では、「中国」が46%、「カナダ」が43%、「米国」が8%。「10~20年後」では、「中国」が57%、「カナダ」が29%、「米国」が8%だった。

リー・ザーカイさんは卒業した日から中国に戻ることを考えてきた。彼女が加わっていた学生グループでも、多くの人が中国に戻ることを望んでいるという。「カナダでは今後10年の生活を想像することができる。しかし私は中国での別の生活にもっと興奮している」と話している。サイモン・リアンさんにとっては、数字が説明している。中国の人口はカナダのほぼ40倍で、その経済規模は8倍以上大きい。さらに重要なのは、カナダでは「自分の価値を証明することはできない」が、中国は「無限の機会」を持つ場所に感じられることだ。(翻訳・編集/柳川)

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