日本が台湾に「自国で使わないワクチン」を提供と中国メディア、ネット「これ善意?」「あくどい」

Record China    2021年6月4日(金) 21時20分

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3日、中国メディアの観察者網は、新型コロナウイルスの感染者が増加しワクチンが不足している台湾について、「日本が自国で使用する予定のないワクチンを提供することになった」と報じた。写真は台北駅。

2021年6月3日、中国メディアの観察者網は、新型コロナウイルスの感染者が増加しワクチンが不足している台湾について、「日本が自国で使用する予定のないワクチンを提供することになった」と報じた。

記事は、日本メディアが3日に伝えた内容として、日本政府が早ければ4日に台湾向けにアストラゼネカ製ワクチン約120万回分を提供する計画だと紹介した。

その上で、日本政府がこれまでにアストラゼネカとの間で1億2000万回分のワクチンを購入することで合意しており、そのうち9000万回分は日本国内で生産される予定だと伝える一方で、欧州で接種後に血栓などの副反応が報告されたことから、日本政府は現時点で同社製ワクチンを日本国内でのワクチン接種計画に組み入れていないと指摘した。

また、台湾外交部の欧江安(オウ・ジアンアン)報道官が3日、具体的な報道内容に対するコメントは避ける一方で「日本政府によるワクチン提供計画の善意、配慮に感謝する。具体的な結果を待って、改めて説明を行う」と発言したこと、台湾メディアの情報として日本政府が最終的には1000万回分のワクチンを台湾に提供する見込みであることを伝えた。

この件について、中国のネットユーザーは「自分で使う勇気のない物を使って人情を演出するとは」「台湾は日本の下水道みたいなもの」「血栓ワクチンを台湾に送るとは、日本人はあくどいな」「これのどこが善意なのか」「中国政府は台湾を全面的に管制下に置くべき。もはや待ったなしだ」「これこそ本当に、うわべだけの真心だ」など、日本と台湾双方に対する批判の声を残している。(翻訳・編集/川尻

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