お手伝いさんが涙の訴え!香港の巨匠カーウァイ監督に虐待疑惑―香港

Record China    2007年6月12日(火) 7時22分

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香港の巨匠、ウォン・カーウァイ監督の家で半年間働いていたインド人のお手伝いさんが警察に駆け込み、「ウォン家でひどい仕打ちをうけた」と涙ながらに訴えた。彼女はカーウァイ監督の奥さんから虐待を受けたと主張しているが、ウォン監督は「ありえない」と否定している。

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英語作品『My Blueberry Nights』が第60回カンヌ国際映画祭のオープニング作品に選ばれるなど、世界も認める香港の巨匠ウォン・カーウァイ(王家衛)監督。しかし、先日、ウォン家で働いていたインド人のお手伝いさんが警察に駆け込み、「ウォン・カーウァイ家でひどい仕打ちをうけた」と涙ながらに訴えた。

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この半年間休暇が全く与えられなかったばかりか、ウォン夫人から虐待を受けることもしばしばだったと訴えた彼女。これ以上虐待を受けるのは耐えられないと、夫妻が不在のタイミングを見計らい、靴も履かずに家から逃げ出したと言う。***

このお手伝いさんの訴えに対し、「虐待なんてありえない」と主張したカーウァイ監督。広東語を話せない彼女とは上手くコミュニケーションがとれなかった為、今回は解雇と言う形に至ってしまったが、解雇を告知した翌日に失踪した彼女を心配し、警察に捜索願いを届け出ていたと説明した。

香港の巨匠に降ってわいた、思いがけないスキャンダル。警察は双方の言い分を聞きつつ、慎重に捜査を進めている。(翻訳・編集/多智文美)

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