時速1000キロの高速リニアモーターカー実験線が着工―中国

人民網日本語版    2021年5月27日(木) 12時50分

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山西省重点プロジェクトである高速飛車山西省実験室始動式並びに大同(陽高)実験線プロジェクト定礎式が24日午前、開かれた。

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山西省重点プロジェクトである高速飛車山西省実験室始動式並びに大同(陽高)実験線プロジェクト定礎式が24日午前、開かれた。

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超高速低真空チューブ磁気浮上交通システムの高速飛車(高速リニアモーターカー)プロジェクトは、山西省党委員会が「4つの向け」をけん引とし、テクノロジーイノベーションを強化し、鉄道交通テクノロジーの先端分野への進出に力を入れるための重要な意思決定だ。中北大学と中国航天科工集団第三研究院が共同建設する高速飛車山西省実験室は、4つの面の研究と1つの中間試験拠点の建設を重点的に展開する。これは高速飛車システム全体技術、マルチフィールドカップリング動力学技術、磁気浮上・リニアドライブ技術、高動的検査測定とスマート診断技術の研究、及び低真空チューブ磁気浮上高速飛車フルスケール実験線の建設のことだ。プロジェクトはまず1本のフルスケール実験線を建設し、将来の超高速飛車に低真空チューブ磁気浮上キーテクノロジー実験プラットフォームを提供する。

中北大学電気・制御工学院の馬鉄華(マー・ティエホア)院長によると、高速飛車は超伝導磁気浮上技術を利用し地上との接触を回避することで摩擦力を取り除く。内部が真空に近いチューブにより空気抵抗を大幅に弱めることで、時速1000キロ以上の地面近傍の飛行を実現する。よりスピーディー、より便利、より快適、より安全で、さらに経済的という特長がある。馬氏は「高速飛車は1秒で300メートル毎秒まで加速できる。これは従来の銃弾の速度に相当する」と述べた。

馬氏によると、高速飛車は低真空と磁気浮上という2大技術により、現在の高速鉄道の時速350キロを遥かに上回る潜在力を持つ。将来の高速飛車の速度は時速1000キロを超える可能性が高く、さらには3000キロや4000キロに達する可能性もあるという。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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