ファンを「ニラ刈り」、ネットにあふれる芸能人の偽サイン―中国メディア

Record China    2021年5月29日(土) 0時20分

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25日、新浪新聞は、芸能人の熱烈なファンへ偽のサイン入り写真を売りつけて金をだまし取る事態に注意を呼び掛けた。

2021年5月25日、中国メディアの新浪新聞は、芸能人を追いかける熱烈なファンの心理につけこんで、偽のサイン入り写真を売りつけて金をだまし取る事態に注意を呼び掛ける記事を掲載した。

記事は「アイドルを応援するために欠かせない物の一つにサイン入り写真があり、ネットオークションなどでは、10元(約170円)程度から100元(約1700円)以上と幅広い値段をつけて売買されているが、取材の結果、そのほとんどが出所のはっきりしない偽物だ」と現状を紹介。理由として「本物のサイン入り写真は公式なキャンペーンの抽選や商品購入のプレゼント、サイン会でなければ入手できない上に、ごく少数しか存在しない」「中古品のオークションで出品された時は、通常5000~10000元(約8万5000~17万円)の値段が付く」の2点を挙げ、「安い価格帯は、追っかけを始めたばかりの『小白(中国語で素人のこと)』から金をだまし取る目的で不法なバイヤーが出品した物だ」と指摘し、「ニラ刈り(中国語で「ニラを一度刈ってもすぐに生えてくるように、新たな相手から繰り返し利益を奪う」という意味のたとえ)」に遭わないよう注意を呼び掛けた。

記事は続いて、本物と偽物のサインを見分ける方法について3点を紹介。「サインは油性ペンでするのが一般的なので、食器用洗剤やアルコールでこすって文字が消えれば本物」「カッターナイフで字を削って消えれば本物」「公式ホームページなどで本人のサイン入り写真と筆跡を見比べる」などの方法がバイヤーの間で共有されているという。また、芸能人自らサインが本物か偽物かをSNSを通じて明確にするケースもあり、歌手のリー・ロンハオ(李栄浩)は、中国版ツイッターウェイボー(微博)上でネットユーザーがアップしたサイン入り写真の画像に「偽物だ」と返信し、俳優のウー・レイ(呉磊)は生配信で「自分はあまりサインをするのが好きじゃない」「ネット上で自分のサイン入り写真を自ら購入し、すべて偽物であることを確認した」と告白した。

記事は最後に、ある芸能人のプロモーション担当者を取材した所、「芸能人に100枚や1000枚もサインする時間はない」「業界内の人間が芸能人のマネージャーやスタッフにサインをねだっても、本人のサインをもらえるとは限らない。プロモーション業者との関係性を保つためにコピーで済まされる場合もある」との回答があったほか、アドバイスとして「芸能人を応援する時に、サイン入り写真などを欲張ったりしなくても、その芸能人の良い所を手本にして見習うだけでも立派なファンだ」と述べたことを紹介した。(翻訳・編集/原邦之

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