日本軍国主義侵略の“鉄の証拠”!市民が廃品店から日系紡績工場関連資料を発見―山東省青島市

Record China    2014年5月7日(水) 14時44分

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5日、青島晩報によると、中国山東省青島市の廃品店の倉庫から、1930年代後半の日系綿紡績工場に関する資料が見つかった。

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2014年5月5日、青島晩報によると、中国山東省青島市の廃品店の倉庫から、1930年代後半の日系綿紡績工場に関する資料3点が見つかった。

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資料は、工場の平面図や土地申請・建築に関するもので、契約書には日本の喜多長雄駐青島総領事らの署名と印章が残されている。

1917年から35年までの18年間に、青島には日系の綿紡績工場9社が相次いで建てられた。37年に盧溝橋事件が起きると、これら工場は中国が破壊したが、日本は38年に青島を陥落し、数カ月内に工場を再建、中国に対する経済侵略を続けた。9大工場は解放後、国棉一廠から九廠と命名された。

今回見つかった資料は国棉七廠と八廠に関するもの。発見した市民の劉吉林(リウ・ジーリン)さんは「歴史的価値が高く、日本軍による中国侵略を示す“鉄の証拠”だ。青島市民や中国国民だけでなく、外国人にも見てもらいたく、寄贈を決めた。展示会などが行われるのを期待している」と話した。(翻訳・編集/NY)

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