ロイ・チウ主演映画「当男人恋愛時」が中国で吹き替えに、「見る価値ない」「魅力半減」と落胆の声

Record China    2021年5月22日(土) 15時30分

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中国でも公開が決定した台湾映画「当男人恋愛時」で、俳優ロイ・チウらの声を声優が吹き替えていることが分かり、ネット上ではオリジナルの公開を望む声が多く上がっている。

中国でも公開が決定した台湾映画「当男人恋愛時」で、俳優ロイ・チウ(邱澤)らの声を声優が吹き替えていることが分かり、ネット上ではオリジナルの公開を望む声が多く上がっている。

ロイ・チウ主演の「当男人恋愛時」は今年4月に台湾で公開され、興行収入4億台湾ドル(約15億6000万円)を超えるヒット作に。歴代興収ランキングで第35位、台湾映画としては第5位につける人気作品となった。

中国での公開が決定し、20日に第一弾となるトレイラー映像が公開されたが、ロイ・チウはじめキャストの声を声優が吹き替えていることが明らかになった。なお、セリフは台湾語(台湾閩南語)が主に使われているが、トレイラーでは中国語の字幕が残っているものの、声自体は普通語(標準中国語)に変わっている。

同作では恋に一途なチンピラ男の阿成を演じるロイ・チウの、台湾のムードあふれた振る舞いや台湾語が作品を盛り上げており、阿成が口にする「啥款」(どうする?)という台湾語は、公開時に台湾でも大きな話題となった。

それだけにトレイラーを見た人からは、「台湾らしさが半減し、作品の良さが奪われた」「見る価値がなくなった」と不満の声が噴出し、映画の中国版ツイッター・微博(ウェイボー)公式アカウントには、オリジナルに戻すことを求める声が多く上がっている。近年、卓越した表現力に評価が高まっているロイ・チウだけに、「本人の声も含めての演技なのに」「視覚と聴覚でロイ・チウを楽しみたい」といった落胆の声も数多く寄せられている。(Mathilda

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