持ち運びは不便だが買って帰る!いたるところで買い占めに奔走する中国人観光客―中国紙

Record China    2014年5月7日(水) 7時15分

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6日、日本では17年ぶりの消費増税となったが、中国人観光客の日本での消費意欲にまったく影響しなかった。百貨店や家電量販店、免税店、アウトレットなど、いたるところで買い占めに奔走する中国人観光客の姿が見られる。写真は秋葉原。

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2014年5月6日、国際商報によると、日本では4月1日より消費税が5%から8%に引き上げられ、17年ぶりの消費増税となったが、中国人観光客の日本での消費意欲にまったく影響しなかった。専売店、百貨店、化粧品店、家電量販店、免税店、アウトレットなど、いたるところで買い占めに奔走する中国人観光客の姿が見られる。

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中国人観光客の日本での買い占めは、近年すでに専売店や百貨店から、化粧品店、雑貨店、さらにはスーパーにまで及んでいる。高級品の他に、中国人観光客は日本で家電、デジタル製品、化粧品、食品、さらには雑貨を好んで購入する。

日本のコスメは中国の若い女性の間で好評を博している。洗顔・スキンケア用品、化粧品、さらにはシャンプーまでもが、中国人消費者が購入する人気商品となっている。大阪で開かれる展示会に出展する山東省のある企業の関係者は、化粧品店でコーセーの洗顔クリームを20本以上購入した。彼女は「この洗顔クリームは割安で、税込みで300円ほどだが、効果は抜群。これを使用したらにきびがなくなったという人も多い。日本の化粧品店で売られているコスメの多くは添加剤を含まない商品で、種類も豊富なためさまざまなニーズを満たせる」と話した。

東急ハンズは1万種以上の商品が販売されているため、中国人観光客に人気だ。魔法瓶は中国人観光客が最も好んで購入する日用品の一つ。タイガーや象印の魔法瓶(300ml)の価格は1700〜2000円で、人民元に換算すると100元余りだが、中国で購入すると300〜400元かかる。

中国人観光客は日本製の炊飯器を好む。これは口コミにより消費に火がついた製品だ。記者は何度も日本を訪れているが、これまで炊飯器の購入を避けていた。荷物がかさばり重さもあり、持ち運びが不便なためだ。また、中国製の炊飯器で炊いた米は日本製とそれほど変わらないと考えていた。しかし日本を訪れた友人たちは口を揃えて、日本製の炊飯器は購入すべきだと語った。記者も使用後にはすっかり日本製炊飯器のファンになり、誰かから日本で買うべきものを聞かれた場合、真っ先に炊飯器と回答するようになった。炊飯の性能が優れており、中国で買うより割安だからだ。国内外の価格差は中国人観光客が日本で日用品を購入する重要な原因になっている。

大阪の展示会を訪れた金さんは、「中国人観光客は日本で高級品を購入するほか、日用品の購入にも意欲を見せている。これは日本の多くの日用品が価格以上の価値を持っているからだ。また、これらの日本製品は便利で、製品を購入することで独特な消費を楽しむことができる」と分析した。(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/TF)

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