2021年5月11日、韓国・MBNなどは、英トッテナムに所属する韓国代表エースFW孫興民（ソン・フンミン）のチームメートのエリック・ラメラが、韓国人から送られてきたという中傷メッセージを公開したことについて伝えた。

記事によると、ラメラは同日、韓国人ファンからのダイレクトメッセージ（DM）のスクリーンショット画像を自身のインスタグラム上に投稿した。そこには「エリック、フ〇ックユー」「お前の家族もフ〇ックユー」など過激な表現が含まれていた。これに対し、ラメラは「人は変わらない。私はいいが、家族の悪口は言わないでほしい」と怒りをあらわにした。

ラメラは最近、孫をはじめチームメートにパスを出さなかったことで韓国のファンから非難されていた。

問題のメッセージを送ったユーザーは、自身のアカウントが公開されると、写真をすべて削除して非公開のアカウントに切り替えたという。

これを受け、韓国のネット上では「批判は自由だけど、醜いまねはやめて」「国の恥。自国民のレベルのせいで孫興民も大迷惑」「ラメラの貪欲なプレーは気に食わないけど、家族までたたくのは間違ってる。越えてはいけない一線がある」「国に関係なく、選手の悪口は駄目」など当該メッセージに対する批判コメントが続出。あるユーザーからは「結果がよければ『韓国は世界最高』、そうじゃなければ他人のせい、人種差別…。だんだん国の民度がおかしくなってきている」と昨今のネット上のマナーに警鐘を鳴らす声も上がっている。（翻訳・編集/松村）

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