中国での「テスラ騒動」、なぜこれほどまでに加熱したのか―中国メディア

Record China    2021年5月1日(土) 9時20分

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29日、中国青年報は、中国において電気自動車大手のテスラに対する風当たりが強くなっている理由について論じた記事を掲載した。

2021年4月29日、中国青年報は、中国において電気自動車大手のテスラに対する風当たりが強くなっている理由について論じた記事を掲載した。以下はその概要。

上海モーターショーが開幕した19日、ある女性がテスラの展示車の上に乗り、自身の所有するテスラ社のブレーキが利かなくなり、死ぬところだったと抗議した。そして、テスラの陶林(グレース・タオ)グローバル副総裁が同日発した「われわれは妥協しない。これは新製品が必ず通る道だ」「抗議した女性は素人ではないと感じた。バックに何かがあるはずだ」というコメントが、中国の消費者に驚きと反感を抱かせた。

ある業界関係者は「このようなコメントは稚拙であり、中国市場のルールに合うものではない。ただ、テスラの風格にはマッチするものだ」と評している。

中国のネット掲示板やSNS上では「テスラのブレーキ問題」をめぐる熱い議論が続いており、データ上の安全性や技術問題を除けば、テスラの一貫した態度に対する批判が最も多くなっている。昨年から現在までに、中国で報じられたテスラ車の安全トラブルは10件以上あるが、ある時は「路面が滑りやすかった」と言い、またある時は国の電力網のせいにするなど、テスラの態度はしばしば市民から非難を浴びてきた。

中国の質問掲示板サイト「知乎」で自動車分野の著名回答者として知られる「張抗抗」氏は、「自動車企業は自動車の安全をもっと重視すべきだ。消費者は新しい技術を実証するためのマウスではない。ユーザーの安全を尊重しなければならない」と語る。

中国消費者権益保護法研究会の陳音江(チェン・インジアン)副事務局長は、自動車の技術が急速に発展している中で、特に第三者検査機関による検査、鑑定能力を強化して安全性を確保すべきだとの考えを示した。

「データが乗り心地を決め、ソフトウェアが自動車の価値を決める」という風潮が電気自動車や自動運転車の業界において主流になりつつあるが、「安全」こそ自動車工業を発展させる上で引き続き最も優先されるべき事柄だ。自動車メーカーは安全問題が発生した際に責任転嫁をすることなく、まさに行動をもって中国の消費者に対するリスペクトを示さなければならない。(翻訳・編集/川尻

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