テスラ騒動に新展開、上海モーターショー会場での抗議に計画者―中国

Record China    2021年4月28日(水) 20時20分

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米電気自動車大手のテスラは28日、上海モーターショーの会場で女性がテスラ車の上で「ブレーキが利かない」と抗議した今月19日の騒ぎをめぐり、女性との最新のやり取りなどを記した説明文を発表した。

電気自動車(EV)大手のテスラは28日、上海モーターショーの会場で女性がテスラ車の上で「ブレーキが利かない」と抗議した今月19日の騒ぎをめぐり、女性との最新のやり取りなどを記した説明文を発表した。

文章はまず、27日午後に女性と連絡を取り、より深い話し合いに向けた意欲と誠意を示したことを説明。さらに問題解決のため関係当局とも積極的に連絡を取っているとした上で、抗議のきっかけとなった2月の衝突事故や女性側がその後取った一連の抗議行動に言及した。

それによると、事故後にカスタマーセンターから連絡を受けた女性は「運転していたのは父親で自分は助手席でスマートフォンをいじっていた。スピードが速かったことで衝突が起きたと感じた」と応じ、警察は当日夜に「安全な車間距離を取っていなかったため、父親が事故の全責任を負う」との判断を下したという。女性は修理や保険についてサポートしたいというテスラ側の申し出を拒絶。横断幕やネガティブな音声などで店の正常な運営に影響が出たこともあったといい、文章はこの他、複数の人物がモーターショー会場での騒動の主な計画者だったことを示す情報がネットユーザーから提供されたとして「われわれは法に基づいて自らの合法的権益を守る権利を留保します」とも表明した。

テスラのこうした説明に中国のネットユーザーからは「私も消費者だから消費者の権利を訴える女性の方を応援すべきだと思う」との意見も聞かれたが、「計画者まで?」「見たところテスラの方が被害者だ」「テスラを支持する。理性的な人は多いのだから頑張ってほしい」「監督機関は早く結論を出して」などのコメントも寄せられている。(翻訳・編集/野谷

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