韓国・光州ビエンナーレ、親日派を風刺した絵画に猛抗議=「産業化に貢献した人々を中傷」

Record China    2021年4月21日(水) 21時20分

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1日から韓国で開催中の美術展「光州ビエンナーレ」に対し、朴正煕大統領記念財団が、親日派を風刺的に描いた作品の展示中止を要求していたことが分かった。写真は問題となった作品。

1日から韓国で開催中の美術展「光州ビエンナーレ」に対し、朴正煕(パク・チョンヒ)大統領記念財団が、親日派を風刺的に描いた作品の展示中止を要求していたことが分かった。4月21日、韓国メディア・ノーカットニュースが報じた。

記事によると朴正煕大統領記念財団は20日、「光州ビエンナーレ」を支援する韓国の文化体育観光部や光州市をはじめ、公式スポンサー56社のうち20社に対し、絵画「日本帝国を輝かせた人々」の展示中止を求める書類を送付した。

「日帝を輝かせた人々」は軍事独裁政権下において国家保安法違反により逮捕された画家、イ・サンホ氏の作品であり、民族問題研究所が作成した「親日人名辞典」を参考に、朴正煕元大統領など親日派の人物92人が捕縄や手錠をかけられた姿を描いている。

朴正煕大統領記念財団は書類を通し、「イ・サンホ氏の作品は朴正煕元大統領と韓国の産業化に貢献した人々を中傷した」と主張。「政治的中立性という最低限の基準や原則を守らず作品の展示を続けるならば、光州ビエンナーレは消えない汚点を残すことになり、政府も国民からの批判を免れないだろう」と強調したという。

朴正煕大統領記念財団のイ・ジョンチャン教育広報室長は、「イ・サンホ氏が参考にした『親日人名辞典』は、政府の公式記録ではなく民間団体が作成したもの」とし、「大統領直属の親日反民族行為真相糾明委員会が2009年に発行した報告書には、朴正煕元大統領の名前は記載されていない」としている。

これに対し民族問題研究所光州支部のキム・スンフン支部長は、「朴正煕大統領記念財団は実際に展示の中止を望んでいるというよりも、抗議活動をアピールしたいだけのように見える」と指摘、光州ビエンナーレ側も特に対応する意向はないという。

韓国のネットユーザーからは、「朴正煕元大統領は手柄が7で過失が3だ。彼がいたからこそ今の韓国がある。年配の人のほとんどは彼の功績に拍手を贈っている」「朴元大統領の時代を経験した人は彼を擁護し、知らない人がののしるという皮肉な世の中」「悪人は国民を奴隷化し私利私欲を尽くした北朝鮮の指導者であって、朴元大統領は自身を犠牲にして国を救った偉人だ」など、朴元大統領を支持する声が寄せられている。

一方で「朴元大統領が韓国経済を発展させたのは事実。ただ親日派であり、反対勢力を弾圧し民主主義を破壊したのも事実」「朴元大統領が親日派なのは事実なのに、歴史を否定するのか?」などのコメントや、「大統領は功績と共に記憶されるものだけど、文大統領はどうなるんだろう?」「朴正煕元大統領は過ちも犯したが、今の文大統領よりは国民のためになることをした」などと現政権を批判するコメントも多く見られた。(翻訳・編集/丸山)

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