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2日、中国物流購入連合会と国家統計局が今月1日発表した統計によると、4月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は50.4%で、前月比0.1ポイント回復した。資料写真。
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2014年5月2日、中国物流購入連合会と国家統計局が今月1日発表した統計によると、4月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は50.4%で、前月比0.1ポイント回復した。PMIの2カ月連続の回復は、中国経済の成長基調が確固たるものへと向かっていることの反映であり、第2四半期には回復が見込まれる。
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第1四半期に名目GDPの成長率が下降するなど経済成長が減速する中、市場は経済成長エネルギーがいつ底打ちするかに注目している。3月以来、発電量、重点企業粗鋼生産量など工業経済運営指標が明らかに回復。4月もこの回復基調は続いており、市場は多少の上昇を期待している。
4月に製造業PMIが0.1ポイント回復して50.4%となったことについて、国家発展研究センターマクロ経済研究員の張立群(ジャン・リーチュン)氏は、今後経済成長が安定へ向かう予兆と指摘した。「ここ2カ月のPMI指数の動向を見ると、連続して小幅に回復している。特に新規受注指数はここ8カ月明らかに回復しており、経済運営が全体的に安定の中で好転へと向かう趨勢にあることを示している」と、中国物流情報センターの陳中涛(チェン・ジョンタオ)アナリストは語った。
専門家にとって、市場需要の回復は製造業PMIの回復を促す主要原動力だ。4月に中国物流購入連合会が発表したPMI新規受注指数は前月比0.6ポイント上昇して51.2%となった。これは昨年9月以降最も明らかな上昇だ。中国物流購入連合会の蔡進(ツァイ・ジン)副会長は、新規受注指数と生産指数との開きが過去7カ月間で最小になっていることから「中国の需給ギャップが多少緩和し、今後の経済の安定・上昇に堅固な市場の基礎があることを示しており、中国経済はより合理的、協調的に運営される」と指摘した。(提供/人民網日本語版・翻訳/NA・編集/武藤)
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