高くて買えない!日本のバブルを思わせるマンション価格高騰―広東省深セン市

Record China    2007年6月11日(月) 15時3分

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急ピッチで建設が進む深セン市の住宅建設地。深セン市では住宅価格が急激に上昇し、わずか1年で同じマンションの値段がなんと3倍にはねあがった地区もある。

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2007年6月10日。住宅価格の高騰はどこの都市でも同じだが、ここ深センの値段の上がりようはただ事ではない。2007年5月現在、新築マンションの分譲価格は1平方メートル平均1.42万元(約22万7千円)、市中心部では、1平方メートル2万元(約36万円)。わずか1年で同じマンションの価格がなんと3倍にはねあがった地区もある。

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これほど急激に値段が上がっているのには理由がある。同じ広東省の特別区、香港から深セン市に人々が殺到し、一斉にマンションを買うようになったことである。深セン市商業連合会副会長李小平(リー・シャオピン)は、2000年以来、深セン市内の香港人の人口は毎年10%以上ずつ増加しており、それに伴ってマンション分譲価格がますます高騰している、と語った。***

加えて、深セン市民の経済能力も向上し、マンションを購入する人が増えてきた。しかし、需要に供給が追いついていないのが現状で、それがマンション分譲価格の急激な高騰、という結果につながっている。李氏は続けて、「深セン市は面積が小さい。住宅建設地はあと数年で売り切れてしまうだろう。一部の人はそうしたことを見越して、新築マンション購入を将来への投資と考えている」とも述べている。(翻訳・編集/BA)

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