ビワは「日本のビワ」?改名に一生を捧げる教授―中国メディア

人民網日本語版    2021年4月14日(水) 15時50分

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福建省仙遊県書峰郷出身の林順権教授は幼い頃からビワと縁を結び、ビワの研究活動に一生を捧げている。写真はビワ。

福建省仙遊県書峰郷出身の林順権(リン・シュンチュエン)教授(66)は、幼い頃からビワと縁を結び、ビワの研究活動に一生を捧げている。

1988年に公費で日本留学した際に、林氏は国際的なビワの学名が「Eriobotrya japonica」(日本のビワ)で統一されており、原産国が日本とされていることに気づいた。しかし資料の記載によると、ビワの原産国は中国で、唐の時代に日本の遣唐使によって日本に伝わった。そこで林氏は研究と論文執筆に一生を捧げ、この説を訂正しようとしてきた。

林氏によると、ビワは栽培が困難で人件費がかかるため、現在ビワを栽培しているのは高齢者が中心で、若者が後を継ぎたがらないという。全国のビワ栽培面積は10年間で4分の1減少した。一方で、ECサイトの加入により、ビワ栽培業者の所得が増えており、故郷にUターンしビワ栽培で豊かになろうとする若者がますます増えている。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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