ディリラバ主演の時代劇「長歌行」、アニメ多用で視聴者から「チープ」「粗雑」と批判

Record China    2021年4月12日(月) 9時30分

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中国で現在配信中の時代劇ドラマ「長歌行」で、アニメーションを多用した画面が「チープすぎる」「粗雑だ」と視聴者から不評を買っている。

中国で現在配信中の時代劇ドラマ「長歌行」で、アニメーションを多用した画面が「チープすぎる」「粗雑だ」と視聴者から不評を買っている。

「夢幻の桃花~三生三世枕上書~」の女優ディリラバ(迪麗熱巴)をはじめ、ウー・レイ(呉磊)やチャオ・ルースー(趙露思)らが出演する「長歌行」は、人気漫画実写化した時代劇ドラマ。先月31日に動画サービスの騰訊視頻(テンセント)で配信がスタートした。

山河令」や「司藤」といった人気ドラマが相次いで最終回を迎えたことで現在、「長歌行」は視聴ランキングでトップを走り、9日には再生回数が5億7000万回を突破した。しかし、ドラマ・映画情報サイトの豆瓣(Douban)のユーザー評価では、同9日の時点で10点満点のうち6.4点にしか届かず、人気に反して評価は高くない。

豆瓣に寄せられた視聴者の声を見ると、ドラマに多用されているアニメへの批判が多くなっている。ディリラバ演じる長歌が窓から飛び降りた途端、画面がアニメに切り替わるなど、見せ場にアニメが登場することに視聴者から「チープすぎる」「粗雑だ」「手抜き」といった不満の声が。過去には、アンジェラベイビー(楊穎)主演の時代劇「孤高の花」(2017年)で合成画像が多用されて悪評を買ったが、「4年も経ってあのドラマと匹敵するレベルが出現すると思わなかった」といった声もあり、「課金してまで見たくない」「視聴者を尊重していない作り」「原作や出演者への侮辱だ」と批判の声は止まらない。

「長歌行」への投資費は1億2000万元(約20億円)と報じられており、人気の高い女優や俳優を集めた時代劇ドラマとしては、他作品と比較してそれほど高額ではない。キャストの出演料が制作費を圧迫し、アニメの多用を余儀なくされているのではないかとの見方もある。(Mathilda

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