王墓も発見か?2800年前の墳墓群を一部公開―陝西省韓城市

Record China    2007年6月11日(月) 12時9分

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2007年6月10日、第2回の「中国文化遺産日」となったこの日に、陝西省韓城市梁代村の遺跡と発掘文物が公開された。

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2007年6月10日、第2回の「中国文化遺産日」となったこの日に、陝西省韓城市梁代村の遺跡と発掘文物が公開された。

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梁代村からは周朝時期の墳墓895基が発見された。現在も発掘は進行中だが、作業が終了した中型の墳墓2基と小型の墳墓10基が公開された。古代の墳墓は盗掘被害に遭っているものが多いが、梁代村の墳墓は盗掘されていないため、高い史料価値があると期待されている。すでに青銅器・武器・ヒスイなどの貴重な文物が大量に発見された。1基の墳墓からは鼎5件、編鐘5件が見つかり。おそらくゼイ国の国主の墳墓と推定されている。発掘チームリーダーの孫秉君(スン・ビンジュン)氏によれば、今回の調査結果からゼイ国は2800年前には成立していたと考えられるという。***

また別の墳墓からは副葬品として木製の人形(俑)が見つかった。始皇帝の兵馬俑よりも500年も早い時期のものであり、俑が中国で始まった時期が200〜300年さかのぼる可能性があるという。今後発掘調査が進めば、中国古代史に大きな影響を与える発見があると見られている。(翻訳・編集/KT)

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