米、中国人に懸賞金5億=中国外交部「誤った制裁をやめよ」と抗議も、容疑者には言及せず―中国メディア

Record China    2014年5月1日(木) 16時54分

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4月30日、中国・外交部の秦剛報道官は、イランのミサイル部品購入を支援したとして、米当局が中国人の李方偉容疑者に懸賞金をかけたことに対し、質問に答えた。

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2014年4月30日、中国・外交部の秦剛(チン・ガン)報道官は、イランのミサイル部品購入を支援したとして、米当局が中国人の李方偉(リー・ファンウェイ)容疑者に懸賞金をかけたことに対し、質問に答えた。中国新聞網が伝えた。

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李容疑者には「国際緊急事態経済権限法」(IEEPA)及び大規模殺害兵器の管理に違反し、イランに弾道ミサイルの部品を輸出した疑いが持たれているほか、フロント企業を通じて巨額の資金の取引を行ったとみられている。

同日に行われた外交部の定例記者会見で、「イランに対しミサイル部品を違法に販売したとして、中国人の李方偉容疑者に500万ドル(約5億円)の懸賞金がかけられているが、中国側は李容疑者の消息を把握しているか?また、容疑者を逮捕し米国側に身柄を引き渡す可能性は?」と質問があった。

これに対し秦報道官は、「米国が自国の法律をもとに中国の企業や個人に制裁を行うことに断固反対する。米国のやり方は問題を解決しないだけでなく、両国の協力関係にも悪影響を及ぼす。米国が中国の企業や個人に対する制裁を停止し、誤った規制を正すよう中国は求める」と述べたが、李容疑者については言及しなかった。(翻訳・編集/内山)



   

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