韓国、毎月最後の水曜日を「韓服を着る日」に=中国ネット「中国文化を盗もうと…」「歴史理解してる?」

Record China    2021年4月7日(水) 6時0分

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韓国で毎月の最後の水曜日が「韓服を着る日」に制定されたことが注目を集めている。

韓国で毎月の最後の水曜日が「韓服を着る日」に制定されたことが注目を集めている。中国メディアの観察者網が5日付で伝えた。

聯合ニュースなど複数の韓国メディアによると、「韓服を着る日」は韓国文化体育観光部が定めたもので、3月31日から実施された。韓服の普及を目指した取り組みで、同日にはさっそく同部の職員らが韓服姿で出勤した。

同部の黄熙(ファン・ヒ)長官は、「今後は外国の指導者との面会や重要な行事への出席などで韓服を着ることを考えている」と語った。部内の調査では、大半の職員がこの「韓服を着る日」の制定を支持していたといい、ある職員は「韓服は好きだが、普段は旅行や写真撮影の時にだけ着ていた。これからは仕事着と考えて、いろいろな仕事の場面で着ることができるのでうれしいし、誇りを感じる」と話しているという。

また、同部の政策官は「韓服は特別なもの、普段着た時に奇異な目で見られるようなものであってはならない。韓服を着る日を選ぶのではなく、好きな時に着るべき」と話した。

この件について、韓国のネット上では「今回の措置は正しい。伝統文化の宣伝はこうすべき」といった好意的な声が上がる一方、中国のネット上では「韓国の政府機関が中国文化を盗もうとしている」「韓国に最も欠けているのは文化の内核。明らかに中国文明の一つの枝に過ぎないのに毎回騒ぎ立てる」「中国語も分からない彼らは、本当に歴史が理解できているのか?」などと冷ややかな声が出ている。

韓服をめぐっては最近、中国と韓国のネットユーザーやメディアがその起源について“舌戦”を繰り返しており、今回の「韓服を着る日」制定もそうした現象が背景にあったとみる意見が多いようだ。(翻訳・編集/北田

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