「猫や犬を食べるのは中国の一部では普通のこと」米学校のテストに差別的内容―中国メディア

Record China    2021年4月4日(日) 20時30分

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米テキサス州の公立校の社会科のテストでこのほど、「猫や犬を食べるのは、中国の一部では普通のこと」という人種差別的な選択肢が登場し、担当教諭3人が休職処分を受けたという。資料写真。

中国のニュースサイトの環球網は3日、米テキサス州の公立校の社会科のテストでこのほど、「猫や犬を食べるのは、中国の一部では普通のこと」という人種差別的な選択肢が登場し、担当教諭3人が休職処分を受けたと報じた。

このテストを受けた女子生徒の姉のジョイ・リムさんが撮影した写真によると、「以下のうち、中国で普通に行われていることはどれか」という設問に対し、「レストランでげっぷをした人の唇を切り落とすのは、中国では普通のこと」「あめを盗んだ子どもを50回打つのは、中国の一部では普通のこと」「猫や犬を食べるのは、中国の一部では普通のこと」という三つの中から選ばせるようになっていたという。

これを受けて、キャロルトン・ファーマーズ支部独立学区(CFBISD)は3月31日、「テストの設問で使われた言葉は、不適切で無礼なのものであり、現在調査中だ」とした上で、担当教諭3人が休職処分を受けたことを明らかにした。

リムさんが、CFBISDのアジア系米国人コミュニティーに対する謝罪を求めると、CFBISDのジョン・チャップマン教育長は4日の会議で、リムさんに直接謝罪した上で、「CFBISDでは、多様性を受け入れ、違いを尊重する」と述べたという。(翻訳・編集/柳川)

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