中国全土の花粉症警報マップが発表、専門家が勧める対策とは?

人民網日本語版    2021年4月2日(金) 17時0分

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花粉の「射程圏内」に入るや、くしゃみが出たり、鼻水が出てきたり、涙が止まらなくなったり、ひどい場合は鼻炎や喘息になってしまうという人もいる。

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穏やかなポカポカ日和となり、万物が蘇る春になると、美しく咲く花や新緑の木々に、カメラやスマホを向ける人が増える。しかし、花を鑑賞するところまで至ることなく、花粉の「射程圏内」に入るや、くしゃみが出たり、鼻水が出てきたり、涙が止まらなくなったり、ひどい場合は鼻炎や喘息になってしまうという人もいる。

中国天気網が作成した「全国花粉症警報マップ」が最近、ネット上で話題となっている。中国気象局の3月25日午前8時時点のデータに基づいて作成されたこのマップによると、中国中東部エリアのほとんどの地域は、花粉症が誘発されやすい地域になっており、山西省や陝西省、河南省、江蘇省、湖北省などのアレルギー指数は高くなっている。花粉に悩まされる心配があまりない地域は主に東北エリア三省、内蒙古(内モンゴル)自治区、西蔵(チベット)自治区などに集中している。

▼春・夏・秋のアレルゲンは何?

花粉症というと、多くのネットユーザーが「元凶は花」と考えるかもしれないが、それはやや語弊がある。江蘇省人民病院・耳鼻咽喉科の程雷主任は取材に対して、「花粉症の原因には、大きく分けて▽春の樹木の花粉▽夏のイネ科植物の花粉▽秋の雑草の花粉―――の3種類がある。植物の花粉には、風に頼る花粉と虫に頼る花粉がある。鮮やかな色で、ミツバチなどの昆虫を通じて授粉されるのは虫媒花粉で、通常、アレルゲンとはならない。アレルゲンとなるのは風媒の花粉で、それは風に乗って数キロ先、ひいては十数キロ先まで飛散する」と説明した。

程主任によると、春の樹木の花粉を見ると、アレルゲンとなるのは、北方エリアではポプラ、ヤナギ、カバノキ、ハシバミ、南方エリアではポプラ、ヤナギ、ヒノキ、マツなどがある。その他、「大気汚染が花粉症の症状を悪化させるという研究結果もある」という。

▼マスク、花粉症対策メガネ、花粉ブロック薬などを活用して対策

程主任によると、花粉が飛散する季節に外出する際は、マスク、できればN95またはKN95マスクを着用すると、粒子の小さな花粉の侵入も阻止できる。そして、「結膜炎になる人は、普通のメガネではなく、顔にフィットするゴーグル型の花粉症対策メガネをすると良い」としている。

江蘇省中西医結合病院・皮膚科の主治医・周林氏は、「花粉症の人は、帽子をかぶり、長袖の服を着て、帰宅後は服をすぐに洗濯したほうがいい。また、できるだけ室外で干すのを避け、窓も開けないほうがいい。鼻の中に塗って花粉をブロックする薬を活用すると、鼻の粘膜に保護膜が形成される。顔に症状が出る人は、朝と夜に1回ずつ、生理食塩水でタオルを濡らし、顔に15分当てると良い。その他、ビタミンCを豊富に含むものを食べ、運動をよくして、免疫力を高めると良い。適度に運動すると、花粉症の症状発生を抑制することができることが分かっている」とアドバイスしている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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