【CRI時評】WHOのウイルス発生源調査報告は米欧のデマ製造者に対する力強い反撃

CRI online    2021年4月1日(木) 13時40分

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中国・WHO新型コロナウイルス発生源調査合同研究報告は武漢で行った発表会での結論を確認し、新型コロナウイルスが実験室を通じて人に伝わった可能性は「極めて低い」と指摘している。

世界保健機関(WHO)は先月30日、中国・WHO新型コロナウイルス発生源調査合同研究報告を正式に発表した。報告は合同専門家チームが先ごろ武漢で行った発表会での結論を確認し、新型コロナウイルスが実験室を通じて人に伝わった可能性は「極めて低い」と指摘している。この結論は、「武漢の実験室からウイルスが流出した」とのデマをでっち上げた米欧の政治家に平手打ちを食らわせるものにほかならない。

ウイルスの発生源調査は科学的な活動で、必要なのは時間であり、根拠のない「推定有罪」ではない。一部の西側の反中政治家やメディアは報告がまだ正式に発表されていない段階でWHOに圧力をかけ、反中という自分たちの「好み」にWHOが合わせることを望んだ。報告が出された後、米国はさらにごく少数の国をかき集めていわゆる共同声明を発表し、より強い政治的圧力をかけるために「中国側は調査に非協力的」などという古い言い回しを再び持ち出してWHOのこの報告を疑い、否定した。

中国が国内の感染症予防・抑制任務が非常に重い中でWHOの専門家を2回招いて発生源をめぐる調査研究を展開したこと自体が中国の開放性、透明性と責任感を表している。2021年1月14日から2月10日まで、中国の専門家はWHOおよび10カ国の国際的専門家と合同専門家チームを組み、武漢ウイルス研究所を含む九つの機関に共に足を運んで医療関係者、科学者、元患者、亡くなった医療関係者の遺族、一般の人々と対話を行った。

WHOの多くの専門家は「中国側の開放の度合いは想像もしなかったレベルで、武漢訪問の成果は予想を上回った」と肯定的に語っている。

ウイルスの発生源調査は世界的な任務であり、武漢だけに目を向けることがあってはならない。世界各地で早期の感染例が続々と見つかっており、調査は多くの国と地域で展開すべきだ。

関連する国々が中国のような開放性、透明性、責任ある態度をもってWHOの専門家による発生源調査を実施することを期待する。特に感染状況が最も深刻な米国が世界の調査活動に積極的に協力し、全世界に向けて説明するよう願う。感染症の政治化はウイルスを打ち負かすことができず、科学の尊重、団結と協力だけが人々を苦境から救い出せるのだ。(CRI論説員)

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