男にガソリンかけられ、女性が火だるまに=目撃者「皮膚が崩れそうで助け起こせなかった」―中国

Record China    2021年3月31日(水) 0時20分

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中国河南省洛陽市で女性が交際相手の男からガソリンをかけられ、火をつけられる事件が発生した。

中国河南省洛陽市で女性が交際相手の男からガソリンをかけられ、火をつけられる事件が発生した。中国メディアの観察者網が29日付で伝えた。

事件が起きた場所は、被害者の張(ジャン)さんが経営する飲食店。張さんは交際相手の呉(ウー)容疑者に繰り返し暴力を振るわれていたため別れ話を切り出したところ、逆上した呉容疑者が犯行に及んだ。張さんは全身の42%に重度のやけどを負い、手足切断の可能性もあるという。現場に居合わせた人は「全身火だるまになっていたので急いで消火した。助け起こすと皮膚が崩れてしまいそうで助け起こせなかった」と話している。

報道によると、2人は2014年に職場で知り合い交際に発展。19年には同居を始めた。張さんの妹によると、呉容疑者は初めのうちは張さんに非常に優しく、「至れり尽くせり」といった様子だった。しかし、そうした状況は長くは続かず、性格や経済的な問題でたびたびいさかいが起きるように。呉容疑者は支配欲が強く、張さんはほかの男性と話をすることすら許されなくなった。暴力も日常的になり、ベッドに両手両足を縛り付けて気が済むまで殴ることもあったという。呉容疑者は以前、「俺の辞書に『離婚』という文字はない。あるのは『死別』だけだ」と語っていたという。

呉容疑者は張さんに謝罪し、張さんも温情から受け入れた。しかし、その後も暴力が収まることはなく、職場の同僚の前で張さんの衣服をはぎ取り、髪の毛を引っ張るなどの暴行を加えたこともあった。張さんはその出来事を機に退職した。耐え切れなくなった張さんは、過去に何度か別れ話をしたことがあったが、そのたびに暴行を受けたり、「一緒にいなければお前の家族もただではすまない」などと脅されたりした。そして3月上旬、再び別れ話をした際に張さんの意志が固いことを悟った呉容疑者が逆上し、犯行に及んだという。(翻訳・編集/北田

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