北京、外国人居住者全員を対象に国産コロナワクチンの接種開始―中国

人民網日本語版    2021年3月29日(月) 17時50分

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北京市はこのほど、市内に住む外国人全員を対象にした新型コロナウイルス・ワクチンの接種を開始した。写真は北京市。

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中国国務院共同対策メカニズムの統一した計画に基づき、北京市はこのほど、市内に住む外国人全員を対象にした新型コロナウイルスワクチンの接種を開始した。ワクチンについて正しく知り、リスクは自己責任とするとした条件などに同意する北京に住む対象年齢の外国人接種希望者は、これにより同市のワクチン接種グループに組み込まれることになる。

■対象年齢は?

現時点では18歳以上。

■接種するのはどのワクチン?

現時点で使用されるのは、中国国内で開発された不活化ワクチンで、2回の接種が必要。

■予約方法は?

原則として、北京で働く外国人は所属する企業や団体から、高等教育機関の外国人教師・留学生は学校から、それ以外の外国人は居住地が所属するコミュニティーを通じて、それぞれ予約することになる。予約完了後、各区の実際の状況に基づいて外国人が最寄りの接種ポイントで接種できるよう手配される。

■どんな書類の提出が必要?

予約する際、有効な証明書情報が必要となるほか、接種ポイントでは、パスポートや有効な居留許可証を提示して接種することになる。また、提示する証明書の有効期限は2回目の接種日までなければならない。

■費用は?

北京市社会保障医療保険加入者は、無料で接種できる。一方、未加入者は自費となり、1回93.5元(約1560円)の費用が必要となる。

■ワクチン接種後もPCR検査が必要?接種証明はPCR陰性証明の代わりになる?

ワクチンを接種すれば、ある程度感染のリスクを低減することができるものの、どんなワクチンでも、その保護効果は100%ではないため、外国人がワクチンを接種した後も、関連当局の求めに応じて、PCR検査を受ける必要な時がある。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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