エコノミスト「米国は今後50年かそれ以上中国よりも豊かなまま」―米華字メディア

Record China    2021年3月30日(火) 5時20分

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エコノミストのサイモン・バプティスト氏は、「米国は今後50年かそれ以上、中国よりも豊かである続ける」との見方を示した。資料写真。

米国の中国語ニュースサイト、多維新聞の29日付報道によると、英経済誌エコノミストの調査部門であるエコノミスト・インテリジェンス・ユニットのグローバル・チーフエコノミスト、サイモン・バプティスト氏は、「米国は今後50年かそれ以上、中国よりも豊かである続ける」との見方を示した。

米CNBCの報道として伝えたもので、それによると、バプティスト氏は、「少なくとも今後50年間、中国の1人当たり国内総生産(GDP)が米国の水準に到達することはないだろう。これは私たちの富の尺度だ」とした。

国際通貨基金(IMF)の最新データによると、2020年の中国の1人当たりGDPは1万582ドルになる見通しで、これは、米国の6万3051ドルの約6分の1だ。

バイデン米大統領は、就任後初めての記者会見で、中国が米国を抜いて世界最強の国になることを阻止すると述べた。

バプティスト氏は、「米国がアジアで2030年代を通じて最も強力な国であり続けることは恐らくとても難しい。しかし双方の勢力が均衡した状態はかなり長い間保たれるだろう」とした。

また、「中国経済は、名目米ドルベースで、2032年ごろに米国を追い抜き、世界最大になるとみられる。その予測は、新型コロナウイルスのパンデミックにより、34年から2年前倒しされた」とも述べている。(翻訳・編集/柳川)

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