ジンバブエのムナンガグワ大統領は24日、同国の観光都市ヴィクトリアフォールズで、中国科興公司（シノバック）製新型コロナウイルスワクチンの接種を受けるとともに、ジンバブエが第2段階のワクチン接種作業に入ることを発表した。新華社が伝えた。

ムナンガグワ大統領はジンバブエで初めてシノバック製新型コロナワクチンの接種を受けた。野党指導者も同日、ワクチンの接種を受けた。野党指導者のワクチン接種はジンバブエにとって歴史的意義があり、異なる政党間の和解と団結の象徴となった。

現時点でジンバブエが使用しているのは、中国政府が同国に援助した国薬集団（シノファーム）製ワクチンと、同国が中国から購入したシノバック製ワクチンだ。ジンバブエ政府は、今後中国などからさらに多くのワクチンを購入するとしている。（提供/人民網日本語版・編集/NA）