北京冬季五輪ボイコット求める人権団体、潘基文氏らを名指し非難―中国メディア

Record China    2021年3月23日(火) 18時40分

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観察者網は22日、2022年北京冬季五輪のボイコットを求める「反中」人権団体が、潘基文前国連事務総長と民泊仲介大手の米エアビーアンドビーを「ネーム・アンド・シェイム」のリストに載せたと報じた。

中国のニュースサイトの観察者網は22日、2022年北京冬季五輪のボイコットを求める「反中」人権団体が、潘基文(パン・ギムン)前国連事務総長と民泊仲介大手の米エアビーアンドビー(Airbnb)を「ネーム・アンド・シェイム」のリストに載せたと報じた。

香港サウスチャイナ・モーニング・ポストの22日付報道を引用する形で伝えたもので、それによると、潘氏は国際オリンピック委員会(IOC)の倫理委員長を務めており、エアビーアンドビーは北京冬季五輪のスポンサーだ。

「ネーム・アンド・シェイム」キャンペーンは、世界各国のウイグル人組織を統括する「世界ウイグル会議」が中心となって行っているもので、昨年、IOCのメンバーにオンラインで連絡を取り、中国による人権侵害を訴え、北京冬季五輪のボイコットを呼び掛けたが、IOCメンバーは相手にしなかったという。

世界ウイグル会議は、潘氏とエアビーアンドビーにも北京冬季五輪のボイコットを求める書簡を送ったが、どちらも返答しなかったため、「ネーム・アンド・シェイム」のリストに載せたという。(翻訳・編集/柳川)

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