中国復帰は香港の死?不吉な予言はねのけ繁栄―米誌が検証

Record China    2007年6月11日(月) 8時50分

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1995年、2年後の香港の中国復帰を控え、アメリカの「フォーチュン」誌は「中国復帰は香港の死を意味する」との記事を掲載した。この不吉な予言から13年、予言とは逆に香港経済は空前の繁栄を享受している。

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2007年6月、アメリカの「フォーチュン」誌は1995年、2年後の香港の中国復帰を控えて、「中国復帰は香港の死を意味する」との記事を掲載した。この不吉な予言から12年、中国復帰から10年を経た今年、「タイム」誌は25ページにもわたる詳細な特集を組み、予言が的中したかを再検討、香港は今やイギリス植民地時代よりもはるかに活力に富んでいると結論づけた。

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この10年間、香港は常に順風満帆だったわけではない。金融危機、鳥インフルエンザ、SARSなど多くの危機に見舞われてきたが、その全てを乗り切った。結果、株式市場は復帰前を大きく上回り、物価水準も安定しており、香港経済は健康そのもの。中国への窓として、空前の繁栄を享受している。***

もっとも香港の展望にはまだ不明な点もあるという。大陸はビジネスパートナーである一方、競争相手でもあり、大陸への投資規制が今後緩和されれば、多くの投資家は香港を飛び越え、大陸への直接投資を選択する可能性が高い。そのため香港は今後大陸の窓に換わる新たな役割を模索する必要性があるという。(翻訳・編集/KT)

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